【今日の朝日新聞より】ジャーナリズムについて考えさせられました:米アカデミー作品賞「スポットライト」マッカーシー監督インタビュー (2016.4.13-27面 文化文芸)

実話の調査報道を活写 米アカデミー賞作品賞「スポットライト」、マッカーシー監督

いま一番見たい映画「スポットライト 世紀のスクープ」の作品紹介と監督のインタビューが掲載されていました。

「スポットライト」は、米国の地元紙「ボストン・グローブ」の記者たちが、カトリック教会の神父たちによる広範囲な性虐待とその隠蔽を暴いた、実話に基づく作品で、アカデミー作品賞などを受賞しました。

制作の途中、「教会をもっと悪者にできないか」「記者の間で恋愛関係は生じないのか」と脚本に注文をつける人もいたようですが、監督は事実の追及に徹した記者たちの姿勢に敬意を払い、断ったそうです。

さらに監督はインタビューの中で、ジャーナリズムについても言及し、現在のジャーナリズムに警鐘を鳴らしています。

「腐敗は思わぬ場所に潜んでいる。だからこそ、地元に密着したジャーナリズムが大切」
「ジャーナリストによる監視がなければ、権力者は好き勝手なことを言い、ウソをつく。政治家に限らず、大企業、大銀行、大学などすべてに共通する」

自分も、新聞という情報を提供する仕事に従事する者として、また、地域の情報発信をライフワークとしている身として、マッカーシー監督の言葉を胸に刻みたいと思います。

佐々木敬太郎


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