【今日の朝日新聞より】若者の政治意識を育むのは、大人次第ですね。「記者有論:投票につなげる教育を」 (2016.4.14-15面 オピニオン)

(記者有論)若者の政治への関心 投票につなげる教育を 成沢解語

18歳選挙権に向け、山口総局が、県内高校生から集めたアンケート結果は、高い政治意識をうかがわせる内容だったそうです。

6割超が投票への意欲を示し、自由記述欄には具体的な政策アイデアも書いてあったようです。高い関心がある一方、「私個人の力では政府の決定に影響を与えられない」という回答があり、こうした意識が若者世代の低投票率の背景にありそうだと成沢記者は述べています。

また、若者の政治意識の高さが、投票行動に結びついていない理由を、「教育の欠如」と指摘する大学教授もいます。「現実にどんな政治家を選ぶのか教えなければ、投票率アップは見込めないだろう」。まったくその通りだと思います。理想や仕組み、成り立ちを教えるのも重要ですが、現実的に、どういった視点を持ち、どのようなところで判断すべきか、しっかりと教えていかないと、「選び方」がいつまでもわからないですものね。

せっかく高い意識・関心を持っている若者たちに失望感を与えぬよう、政治家・メディア・周りの大人が、政治に対して今一度真摯に向き合う時機なんだと、改めて感じたコラムでした。

佐々木敬太郎


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