【今日の朝日新聞より】パナマ文書を報じたICIJのメンバー奥山記者の「記者有論」 (2016.4.21-17面 オピニオン)

(記者有論)「パナマ文書」報道 内部告発に連動、闇に光 奥山俊宏

タックスヘイブン(租税回避地)に関する秘密のファイル「パナマ文書」が世界に与えた衝撃はまだ記憶に新しいですが、その報道を主導した「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)のメンバーに、朝日新聞社の記者がいました。その奥山記者の「記者有論」です。

世界的なスクープをあげたジャーナリスト連合のなかに朝日新聞社の記者がいたことに大きく驚きましたが、本人がパナマ文書について語った記事を読むことができるとは思わなかったので、とても興奮して読んでしまいました。奥山記者の解説を読みながらこの報道を振り返ると、あらためてその報道の意義が大きいものに感じられます。

また、奥山記者は、内部告発と調査報道について文末で語っていました。内部告発を「裏切り」としてではなく、「公に奉仕する営み」として書いてありました。最後に紹介したいと思います。

内部告発と調査報道は、社会をよりましに変える、その力になりうる。問題があっても、多くの人の目の前に明らかにされなければ、その問題は認識されず、解決されることもない。だから、内部告発と調査報道は「公に奉仕する営み」だと言える。これを機に、その公的な意義を多くの人に知ってほしい。

佐々木敬太郎


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