【今日の朝日新聞より】死刑執行。死刑の判断にかかわった元裁判員の苦悩が伝わる記事 (2016.4.22-38面 社会)

「死刑は殺人」 元裁判員苦悩

裁判員裁判で初めて死刑が執行されました。死刑の判断に加わった元裁判員の米澤さんが、執行後初めて重い口を開け、その思いを語りました。

死刑が下されてから執行のニュースを聞くまでの米澤さんの苦悩とつらさが、記事の文面から痛いほど伝わってきます。「もう二度と裁判員はしたくない」と言う米澤さんが、その制度の残酷さをよく表している気がします。

こんな気持ちにさせてまで、一般人が参加する意味があるのでしょうか…?2009年に始まった裁判員裁判を、今一度振り返り、見直す時期がやってきたのかもしれませんね。

ちなみに、右下の「裁判員裁判と死刑」というコラムには、海外の制度も合わせて紹介されていますが、アメリカの陪審員制度は、原則として量刑は決めず、死刑の場合は全員一致して「死刑相当」と事実認定品かければ判決が出せないそう。世界的に見ても、死刑の判断に市民がかかわるのは珍しいようです。はじめて知りました。

佐々木敬太郎


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