【今日の朝日新聞より】原爆投下を決めた当時の大統領の孫が見た、オバマ氏の広島演説 (2016.5.26-8面 国際)

心打たれた、2人の孫 オバマ米大統領広島訪問

今朝の新聞は、さながら「オバマ大統領広島訪問特別号」みたいな感じでした。

テレビ報道では、演説の一部と様子などが編集されますが、新聞ですと、演説の全文が掲載されていたり、取り巻く環境、専門家の知見など、多角的に取材をしてあるので、「広島訪問」が立体的に捉えられる、そんな気がしています。

そんなたくさんの記事の中で、気になった記事がありました。原爆とかかわった祖父を持つ、2人の男性が、今回の演説をどう見ていたのか、という記事です。

特に、そのうちのひとりは、原爆投下を決断した当時のトルーマン大統領の孫のダニエルさんです。「祖父は誇りだが、原爆による被害の悲惨さも事実だ。孫の自分こそが、それを語る役目があると思う」と、核の恐ろしさを被爆者家族とともに訴えているそうです。被爆者に頼まれ、被爆者と面会することを促す手紙をオバマ氏に送ったこともあるそうです。

記事中にある、

“米国では、オバマ氏の広島訪問を「米国の弱さを見せている謝罪だ」と責める人がいる。ダニエルさんはそれを残念に思う。「弱さではなく、人間としての優しさに基づいた、尊敬すべき行為だ」”

というダニエルさんの気持ちに深く共感を覚えました。

佐々木敬太郎


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