【今日の朝日新聞より】「大宅壮一文庫」赤字続く ライター支える「雑誌の図書館」(2016.5.31-33面 文化文芸)

「大宅壮一文庫」赤字続く ライター支える「雑誌の図書館」

東京都世田谷区にあり、雑誌の図書館として知られる「大宅壮一文庫」が赤字運営になっているという記事です。

評論家の故・大宅壮一氏の雑誌コレクションを元に1971年開館。当初、雑誌を中心に約20万冊を収集。出版社の寄贈で年々増え、現在は明治以降の雑誌約1万種類、77万冊を収蔵しており、創刊号などの貴重な雑誌を直接手にとって閲覧できるのが魅力です。

また、寄贈を受ける年1万冊のうち、約400誌の計約4500冊は、スタッフが記事本文に目を通し、データベースの検索用に計約20万のキーワードを抽出するそうです。

利用者数の減少により赤字運営が続き、さらに来年からはデータベースの回収も始まるようで、苦しい実態が記事から伝わります。

それにしても、データベースが人力なのは驚きました。ScanSnapなどで読み取って、OCR(テキスト認識)でキーワードを抽出するなど、ITの活用はしていないのでしょうか…。気になるところです。

個人でも入館料300円を払うと10冊まで閲覧できるそうで、興味がわきます。時代の移り変わりといえばそれまでですが、アナログな雑誌に触れる機会も、近い将来、なくなってしまうのかもしれません。そうなる前に、一度行ってみたいですね。

佐々木敬太郎


さまざまな出来事や多種多様な意見にふれてみませんか?
ただいま朝日新聞1週間無料お試し実施中。
お申し込みはこちら