【今日の朝日新聞より】なんとも悲しい事件…。障害の兄 母が殺害し自殺。 (2016.6.7-26面 社会)

弟「なぜ…」、自答の日々 障害の兄、母が殺害し自殺か

とても悲しい事件の記事を目にしました。。。新潟県で、知的障害があった50際の男性が、同居の母親に殺害され、その母親も翌日朝、遺体で発見されたということです。

男性は仕事がなく、自宅にこもりがちで、家族はそのことを限られた親戚にしか話さなかったそうです。記事では、この家族が、どのように社会の中で孤立していったのか、浮き彫りにしています。一人残された弟の、「自分も両親も、兄のことを他人に話せなかった。もっと早く相談していれば、こんなことにはならなかったのかも」という後悔の言葉には、胸がつまる思いです。

「この将来のために」という見出しのなかで、知的障害者支援のために政策提言などをしている「全国手をつなぐ育成会連合会」の久保会長は、「昔より、社会の理解も進み、支援する制度も整ってきたものの、ほとんどの場合、自分から相談しなくては助けてもらえない。周りに相談することは勇気がいるが、子の将来を考えてSOSを出してほしい。障害のある人やその保護者支援のため、自治体が運営する相談支援事業所などを活用してほしい。」と語ります。

このような悲しい事件がなくなるように、障害を持つ方とその家族を支える制度・仕組みに対して関心を持ち、社会全体の問題として捉えないといけないと感じました。

佐々木敬太郎


さまざまな出来事や多種多様な意見にふれてみませんか?
ただいま朝日新聞1週間無料お試し実施中。
お申し込みはこちら