千人の声2016 いま伝えたい(2016.3.6-33面特集)


昨日から、「千人の声2016 いま伝えたい」という連載が始まっています。2012年の連載「千人の声」で紹介した被災者の一部の方々を訪ね、いまの心境の掲載しています。

小6の時に震災にあい、故郷の福島県楢葉町を忘れられずにいた佐土原さんは、いま、新しいふるさとと思えるようになった避難先の会津で、救命士への道を歩もうとしています。

故郷で生活を立て直しつつある方、避難先での新しい生活を受け入れる方、私が印象的だったのは、仮設住宅から災害公営住宅に引っ越したものの、仮設時代のあたたかな交流を懐かしむ声でした。

「弟、帰郷果たせず」の小見出しの記事が胸にささります。家業を継ぐはずだった双子の弟を亡くした父親の嘆きに、「都会の生活が普通になったように見えても、今も数万人がこんな思いをしてんだ」

佐々木敬太郎