娘の面影を探し求める、父の姿。歩む〜東日本大震災5年(2016.3.7-39面社会)

 
東日本大震災の津波で行方不明となった、当時7歳の次女を捜し続ける、父親の記事です。

震災のあった2011年暮れから続けられている捜索活動。昨年12月には、名前の付いたジャージが見つかったようです。「またちょっと、夕凪に近づけた気がする」この言葉の裏には、一体どんな思いがあるのでしょうか。否応無しに突きつけられる絶望か、娘の面影を見つけた喜びか…。当事者でない私には、計り知ることはできませんが、それでも、見つかってよかった、そんな気がしています。

先日も同じ連載を紹介しましたが、東日本大震災は、決して過去のことなどではなく、今なお続く現実だということを、痛切に思い知らされる記事です。同じ年頃の娘を持つ父として、胸が苦しくなりながら読み進めました。文末にある「毎日、うれしそうに背負っていた水色のランドセルも早く見つけてあげたい」この願いが叶いますように…

佐々木敬太郎