ネットを活用してベッドの上から職場実習(2016.3.18-27面 教育)


生後間もなく、筋肉が萎縮する難病、脊髄性筋萎縮症と診断された、香川県の高校2年生の宇田さんが、ベッドの上で職場体験実習をした記事が掲載されていました。

タブレット端末とマウス、携帯電話などを駆使して、東京に本社のある、ホームページなどを手がける沖電気グループの会社の仕事をしました。

等しく教育を与えるためにITが活用された、好事例だと感じます。自分の興味のある分野が、こうして人の役に立つ記事を読むと、うれしく感じます。

こうしたテクノロジーの発達によって、教師の役割も徐々に変わってくるだろうと思っていましたが、宇田さんが在籍する学校の情報担当の近藤先生が、同様のことを述べていました。

「これからの教師は、専門知識を持つ『教育のソムリエ』でなきゃいけない。目の前の子がいま、求める教育は何か。そのために、どんな教育の方法が提供できるか。最新の情報を集め、一人ひとりに細かく対応するのが教師の役目になる」

ただ一方的に教科書の内容を伝えるだけの教育から、テクノロジーによって無限に広がった可能性の中から、生徒個人個人の最適解を見つけ差し出す。非常に高度な知識と、たゆまぬ情報収集が必要となり、教師はより一層大変な仕事になるのかもしれませんね(笑)

佐々木敬太郎