池上彰さんが各紙の報道姿勢をわかりやすく解説してくれます。「池上彰の新聞ななめ読み」(2016.3.25-17面 オピニオン)

(池上彰の新聞ななめ読み)教科書検定報道 新聞社の姿勢がわかる:朝日新聞デジタル

テレビなどでおなじみのジャーナリスト・池上彰の連載コラムです。毎月最終金曜日に掲載されています。

ひとつのテーマを取り上げ、朝日新聞だけでなく、他の各紙がどうとりあげたか、その差はなんなのかを、わかりやすく説明してくれます。事実はひとつなのに、各紙の報道姿勢でここまで記事の書き方が変わるのかと毎回驚かされます。

今回は、教科書検定の結果に関する報道が、各紙でどう取り扱われていたかを説明しています。朝日新聞は、1面で報道したものの、具体的にどのくらい合格しなかったものがあるのかが不明確、違うページで、数字と単位が異なり不親切などと指摘されています。(朝日だけが不十分でなく、各紙と比較してのことで、他紙のよくないところも記事中で指摘されています)

「いくら掲載する朝日新聞でも、指摘すべきところは遠慮なく指摘する」という条件で連載を続けているようですね。(実際に慰安婦報道の掲載見送りの件では、連載が終わってしまいそうになってしまいました…)池上さんの確固たる信念と、自社の指摘点もあえて掲載する朝日新聞の姿勢は、身内びいきを差し引いてもすごいことだなといつも思っています。

私はこの連載を読むたび、新聞の読み方を勉強させてもらっている気がします。何気なく目を通している記事のなかにも、新聞社の政府に対しての姿勢や、隠れた意図が見え隠れしていることに気づかされます。もっと新聞の読み方がうまくなりたいものです(笑)

佐々木敬太郎


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