パンク精神あふれるコラム記事(笑)(2016.3.27-4面 総合)

(政治断簡)スプリング・ハズ・カム 政治部次長・高橋純子

前回の記事「だまってトイレをつまらせろ」が賛否両論、ネットでも話題となっていた、政治部次長高橋純子さんのコラム記事。今回も高橋節が炸裂しています(笑)

「わら人形作るとかさ、なんかないすか。」「窓を開けろ。歩け歩け自分の足で。ぼくらはみんな生きている。」こうした自由な文体で書かれている記事があるというのは、特に、ふだん新聞を読まない人にとっては新鮮で、意外ではないでしょうか。

今回も内容に賛否両論でそうです(笑)。話し言葉を交え、感情と皮肉をたっぷりこめた文章は、全国紙にふさわしくない、といった意見も出そうですが、私個人としては、こうした感情むき出しの文章を新聞で読むのは、嫌いではありません。(もちろん、全部の記事がそうでは困りますが笑)批判に対しての、皮肉たっぷりのレスポンスは痛快ですね(笑)

筆者の政治姿勢だとか、役職にふさわしいかどうかといった批判は自分にとってはどちらかというと瑣末な問題で、記事を通して語られる、「一歩踏み出して行動すること」「長いものに巻かれることを当たり前としないこと」のほうが大事だと思いました。

自分にとっては、どちらかというと、こうした文章が新聞に載ることより、記事中で言及されている今の世の中の風潮のほうが怖いことだと感じます。

「反日。国賊。売国奴。いつからか、国によりかかって「異質」な他者を排撃する言葉が世にあふれるようになった。批判のためというよりは、排除のために発せられる言葉。国家を背景にすると、ひとはどうして声が大きくなるのだろう。」

佐々木敬太郎


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